私を楽しませるのは、
いつだって私でありたい。

I'M OPTIMISTIC I'M OPTIMISTIC

2022 SCRAMBLE AUTUMN

CONCEPT

私を楽しませるのは、
いつだって私でありたい。

「悲観主義は気分によるものであり、
楽観主義は意志によるものである」
仏哲学者アランの「幸福論」の中に
こんな一節があります。
感情に流され悲観的になるのは簡単だが、
意思を持って
未来を拓いていくのは
楽観主義の人間であることを意味します。

2022AWのファッションシーンでは、
鮮やかな色使いや大胆なシルエット、
遊び心あふれる素材など、ポジティブな装いが
ランウェイを彩りました。
ジェンダー、体型、年齢、スタイルなどの既成概念に囚われない
自分らしいアイテム選びが
キーワードのひとつです。

新しい季節のはじまりに胸が高鳴る9月、
色とりどりのファッションアイテムが集まる
渋谷スクランブルスクエアでは、
「I’m Optimistic(楽観主義)」をテーマに
キャンペーンを開催します。

シーズンビジュアルとムービーでは
俳優の夏帆さんを迎え、
プレイフルで自由なデザインの衣服を
纏っていただきました。
10代の頃から映画やドラマで
多くの役と向き合ってきた夏帆さんだからこそ、
大人になった今は、
気持ちが揺らぎそうになったときも、
自分自身と素直に対話し、ポジティブな
状態でいられるようになったのだとか。

目の前の状況を楽しめるかどうかは、
自分の気持ち次第。
私を楽しませるのは、いつだって私でありたい。

世の中のルールや周りの速度に流されることなく
自らの価値観で自由にファッションを楽しむ、
“OPTIMISTIC”なスタイルを発信していきます。

スライド

  • SCSQ2022AW flag A
  • SCSQ2022AW flag B
  • SCSQ2022AW flag C

今回のシーズンビジュアルで表現したのは、自分らしいファッションを楽しむ大人。2022年秋のトレンドカラーでもある、鮮やかなパープルのセットアップが主役のマニッシュなスタイリングを夏帆さんが着こなします。目を引くビッグサイズのシルエットは、スタイリストの山本マナさん曰く、ボーイフレンドから借りてきたような着こなしをイメージしたのだとか。インナーには、ピンクのシャツやボリューム襟のトップスなど、ポップな色彩やユニークなフォルムのアイテムを使用しました。マスタードカラーのタイツ、べロア素材のグローブ、つばの大きなハットなど、スパイスとなる小物も軽やかに着こなす夏帆さん。目もとや口もとを彩るアクセントカラーや、グリッター使いなど、上品な遊びが効いたメイクにも注目です。

予期せぬことが起きても
楽しめちゃう、ポジティブな
夏帆さんが出演する
スペシャルムービーが公開中

渋谷スクランブルスクエアの店頭サイネージや渋谷駅で放映中のムービーでは、シーズンビジュアルの大人らしい表情とはまた違う、チャーミングな夏帆さんの魅力に出会うことができます。予期せぬハプニングが起きたとしても、それをポジティブな思考に変換できる「楽観主義」でマイペースな女性を演じていただきました。
「マナさんの衣装から、明るく弾けた夏帆さんのイメージが湧いた一方で、楽観主義の複雑さも考えました。自分の可能性を信じて、自分を楽しませてあげることは意外に難しい。楽しいだけではない、揺れ動く心情も表現してます」(映像監督・江田明里さん)

江田明里監督の説明を真剣な表情で聞いていたかと思いきや、いざカメラが回り出すと、一気に豊かな表情が表れる夏帆さんのすばらしい表現力に、スタッフたちも釘付けでした。ムービーの音楽を担当しているのはミュージシャンのMaika Loubtéさん。シンセサイザーの音が心地よいキャッチーなメロディにのせて、いつもの日常から一変してポップな世界へ。夏帆さんの見せるさまざまな表情、色鮮やかな衣装やメイクにも、ぜひ注目してみてください。

INTERVIEW

「自分に合った方法で
ポジティブでいられるように」
夏帆さんがたどり着いた、
飾らない楽観主義

スライド

Q.  撮影時に着用した衣装、メイクについて感想を教えてください。

これまで触れたことのない世界観だったので、とても新鮮な気持ちで撮影に臨めました。スタイリストの山本マナさんは、過去に何度かお仕事をご一緒していて、私のパーソナルな部分まで知ってくださっているのですが「今まであまり見たことのない夏帆さんのスタイリングを提案してみたい」と仰ってくださって。サイズやデザインはメンズライクな部分もありつつ、色やメイクは思い切り遊ぶ。ビビッドな色って、普段はあまり挑戦できないんですけど、パープル、ピンク、グリーンなどのお洋服を着させていただいて、色のエネルギーが自分まで伝わってくるような感覚で楽しめました。それから、今日改めて思ったんですけど、発色の良いアクセントカラーやグリッターを使ったポイントメイクってとても可愛いですよね。ピアスやリングを選ぶようなアクセサリー感覚でメイクの色や質感を選べるようになったら、楽しみが広がりそうだと思いました。

Q.  映像では、キャンペーンのテーマである「I’m Optimistic」に紐づいて、何が起きてもユーモアに変換できる楽観的な人物を夏帆さんに表現していただきました。夏帆さんが「楽観主義」という言葉を聞いて思い浮かべることを教えてください。

いつだって「楽観主義」でいたい、と思っています。10代の頃は、とにかく役者としての幅を広げたくて、目の前の仕事と全力で向き合ってきました。20代になって、一つひとつのお仕事に責任を感じるようになって、不安な気持ちに押しつぶされることも多かったんですけど、だんだんと、その状態の自分に飽きてきたというか(笑)。そうやって自分を追い込んだとして「果たしていい結果に繋がるのか? いや、そういうわけでもない」と気がついたんです。であれば、気持ちもポジティブでいた方が自分自身も楽しいし、きっと観てくださっている方も楽しいはず、というマインドに切り替わったのが20代後半。割と最近のことでした。

スライド

Q.  ポジティブな思考に切り替えられる方法があればお聞きしたいです。

決して自分に自信はないですけど、自信を失くすとどんどんネガティブになってしまうじゃないですか。なので、だましだまし自分を鼓舞して、楽観的でいられるように心がけています。ここ2年くらいポジティブでいられるのは、ネガティブに引っ張られそうになったら、友だちと遊んだり、好きな食べ物を食べたり、家でゆっくりしたり。その時々で、自分にとって一番いい方法を選んで気分転換できるようになったからだと思います。昔だったら、そのままズルズルとネガティブなゾーンに入ってしまっていたはず。どこかで客観的に見ているもう一人の自分が引き止めるというか、早めに自分の状態に気づけるようになったのかもしれません。

Q.  秋には、舞台「阿修羅のごとく」のご出演が控えていらっしゃいますが、役どころや楽しみなことを教えてください。

とても久しぶりに舞台に立たせていただくので、今からドキドキしています。「阿修羅のごとく」は4姉妹の物語で、わたしは末っ子の咲子を演じます。ドラマ、映画、舞台と、たくさん演じられてきた脚本ですが、オリジナルのドラマを観たときの衝撃は今でも忘れられません。自分が生まれる何十年も前の作品ですが、色褪せない言葉たちに、向田邦子さんの脚本の凄さを感じました。描かれているのは昭和の女性たちですので、それを今の時代に舞台化するとどうなるのか……。素敵な先輩方とこの舞台に挑めることは、とても貴重な体験だと感じています。それこそ、舞台は大変なこともたくさんあると思うので、頭の中をポジティブに切り替えながら、役と向き合っていきたいです。

夏帆
1991年生まれ。2007年公開『天然コケッコー』で主演を務め、第31回日本アカデミー賞新人俳優賞、第32回報知映画賞の新人賞ほか多数の映画賞に輝く。以降、映画、ドラマを中心に活躍し、『海街diary』(15)では第39回日本アカデミー賞助演女優賞を受賞。『箱入り息子の恋』(13)『ブルーアワーにぶっ飛ばす』(19)『Red』(20)など、話題作に多数出演。シリアスからコメディーまで、さまざまなキャラクターを演じ分けている。30歳を迎えるまでの2年間を、写真家・石田真澄が撮りためた写真集『おとととい』が4月に発売。向田邦子原作の舞台「阿修羅のごとく」が9月9日〜上演中。小泉今日子、小林聡美、安藤玉恵と共に、4姉妹の末娘・咲子役を演じている。https://official.stardust.co.jp/kaho/

Cast: 夏帆
Art Director: 坂脇 慶
Photographer: 田中雅也(TRON)
Stylist: 山本マナ
Hair: 森岡祐介(eight peace)
Make: Asami Taguchi (home agency)
Movie Director: 江田明里
Movie Producer: 酒井拓哉
Cinematographer: 岩渕隆斗
Camera Assistant: 学, 志村誓
Gaffer: 杉村航
Offline Editor: 佐々木幸, 江田明里
Online Editor: 石渡右京(Twinkleland.)
Online Editor Assistant: 秋山武生(Twinkleland.)
Online Manager: 近藤悠磨(Twinkleland.)
Colorist: 有賀遼(Artone Film)
Music: Maika Loubté
Prop Stylist: ⻄村美宇
Web Designer: 飛鷹宏明
Web Development: 嵯峨山諒(SHIPYARD)
Back Stage Photographer: 大塚美鈴
Agency: 株式会社ジェイアール東日本企画
Creative Direction & Production: RCKT/Rocket Company*

NEWS

AUTUMN STYLING COLLECTION

21名のショップスタッフが、この秋おすすめのスタイリングで登場!秋をポジティブに楽しめるこだわりポイントやアイテムをご紹介いたします。
詳しくは渋谷スクランブルスクエアの館内サイネージやインスタアカウントをCHECK。

otona MUSE ×
渋谷スクランブルスクエア
インスタライブ

2022.9.13(火) 21:15 START
DRESSTERIOR・JOURNAL STANDARD・UNITED ARROWS

自分らしく、自由にファッションや生活を楽しみたいというotonaMUSEのテーマをもとに、モデル竹下玲奈とスタイリスト安西こずえによるショップクルーズを開催。また、インスタライブをご覧いただいた方だけに、安西こずえが選ぶ秋のおすすめアイテムを抽選でプレゼント! 詳細はインスタアカウントにてご確認ください。
インスタライブの配信は、渋谷スクランブルスクエア公式インスタアカウントとオトナミューズアカウントで同時配信いたします。当日質問にもたくさんお答えいたしますので、ぜひ事前にフォローしてお楽しみください。

竹下玲奈
モデルとして『otonaMUSE』などの女性ファッション誌・広告で活躍。 SNSにアップするオリジナリティのあるファッションセンスにファンも多く、業界スタッフからは「おしゃれ番長」と呼ばれるほど。 プライベートでは1児の母として日々奮闘中で、そのリアリティがありつつも微笑ましい日々の様子も同世代の女性から共感を得ている。。

安西こずえ
『otonaMUSE』『VERY』をはじめとする女性ファッション誌や広告で活躍する人気スタイリスト。コンサバからメンズ服、 果ては大物ミュージシャンまで、その好奇心とミーハー魂で楽しく渡り歩く。小物使いに女らしさをのぞかせるセンスで、 ブランドからのコラボオファーやモデルからの指名も絶えない。リゾートウェアブランド「mikomori」、カシミアブランド「coz manufactured by wrapinknot」のディレクターも務める。