鳥山 シュウ | やまなみ工房
大好きなアニメやゲームキャラクターを模写することから絵を描く楽しみを持った少年期から、彼の世界観は更なる広がりを見せるようになった。細やかで緻密な線の集合体で描かれた動物や風景、妖怪やモンスターのような生き物が 楽し気に生活される街並みなど、彼の頭の中のイメージそのままが絵に映し出されている。 絵を描くことで人とつながりが生まれ、夢を実現させるための活力であると、彼の創作への意欲が絶えることはない。
小野崎 晶
自閉症であることで、幼い頃はさまざまな苦境に直面することもあったが、現在は自宅で営業しているヘアーサロンの店頭に立ち、お客さまのシャンプーなどを担当する傍ら休日は精力的に絵を描き続けている。彼女が描く作品は、表情豊かでまるで楽しそうに会話をしているような動物達や、色鮮やかで溢れるほどの生命力を感じさせる草花が画面を一杯に埋め尽くす。描く作品は彼女の心が住む世界の風景であり、同時に現実世界に対する「あなたが笑顔でありますように」という彼女の願いだ。
田﨑 飛鳥
陸前高田市在住。彼は生まれながらにして、脳性麻痺という知的障害がある。幼いころから絵本や画集に興味を持ち、彫金作家である父、實さんの勧めで絵を描き始めるとその才能は伸びていき、アート展では賞を受賞するまでに。東日本大震災の津波により、自宅、今まで描いてきた約200点の絵、親しんできた豊かな自然と、そこに住むひとびと…かけがえのない大切なものを一瞬で失い、あまりの衝撃と悲しみから、ショックで一度は筆を置いてしまったが、父からの言葉で再び筆を取り、壮絶な経験を経て、今まで多くの観る人の心を動かす。
岩瀬 俊一|やまなみ工房
ペンを用いて人物や動物など、モチーフが決まると彼独自の視点で余白を余すことなく、紙面全てにゆっくりと描きこんでいく。彼の内向的で真面目な性格が作品にも反映されていて、描く線の一つひとつがとても丁寧で、まるで細い糸が絡み合っているかのように繊細に描かれる。日常では、ほとんど言葉も発することなく、意見を求めても、顔を赤らめながら、か細い声で一言口にする程度しかない彼の作品からは、内に秘めた思い全てが放出され、訴えかける力強さに満ち溢れている。彼もまた、自己を表現する術を作品制作に見出した1人であり、これからも彼の世界観は大きく広がっていくだろう。
2025年1月16日(木)〜 3月31日(月)
休館日:2月18日(火)
10:00 - 22:30 最終入場21:20
SHIBUYA SKY 46階 屋内展望回廊「SKY GALLERY」
アクセス >
イベント当日のSHIBUYA SKY入場チケット、もしくは年間パスポートをお持ちの方は、どなたでもご鑑賞いただけます。
A.ご来場いただけます。なお、屋上には一部ご入場いただけない場所がございます。
※安全のため、形状によってはSHIBUYA SKYにてご用意の車いすへお乗り換えをお願いする場合がございます。
A.ご入場いただけます。
A.46階にございます。
A.公式チケット購入サイトWebket、もしくはTrip.com、KKday、Klookのいずれかの正規販売代理店より「入場チケット」をご購入ください。ご入場当日、購入したチケットと、対象となる証明する書面をご提示いただければ、窓口にてご入場の直前に差額を返金させていただきます。
※原本更新中の場合は、その旨を証明する書面をお持ちください。
※一部、障がい者割引対象外のチケットがございます。
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A.障がい者手帳をお持ちのお客さまと同伴者の方1名さまに、障がい者料金を適用いたします。
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